昨日は雪が降ると言われていましたが、なんとかセーフ。
しかし、朝から窓越しに、外は厳寒だろう事、予想できます。なぜ?
この景色を見ると ↓
雲ではなく、ただただ、大気が寒いのでビルの空調機から蒸気がこのように出ると、入道雲のように真っ白に見えるという。ニューヨークの冬の訪れの目安です。
さて、今日は連日のビリオネラーがこぞって、住人になると言われる、「マンハッタン57丁目」についてです。
マンハッタン57丁目って?
2014年に竣工した全高306 mのOne 57 建設に始まり、多くの超高級・超高層マンションが57丁目のおおよそセントラルパークの南端に並行する区間に建設中・計画中であります。これらのビルに入っているユニットは幾度とニューヨーク市で最も高額な価格を記録するため、メディアは57丁目のこの区間を"ビリオネアズ・ロウ"(Billionaires' Row、億万長者の通り)と称すようになりました。
この通り上のその他のプロジェクトには、2015年に完成した426 mの432パークアヴェニュー。
また、新しく建設もいくつか提案されているのですが、セントラル・パークを見下ろすこれらのビルは、経済上や景観上の理由からさまざまな議論を呼んでいます。
(周囲の通りやセントラルパークに大きな日陰を作ることなどが指摘されている)
57丁目と言えば、カーネギーホール。
近所なので、ちょっと歩いてみました。この騒音がニューヨークかと、、、。
ペンシルタワー
一昨日、ふと目に入って疑問を持っていた、この薄っぺら、高層ビルディング。
その名も「ペンシルタワー」と呼ばれていたのです!
なぜ、このように、細長い薄っぺらのビルにしなくていけないのか、あなたも私と同じ疑問を持ったでしょう。世界一地価の高いマンハッタンで、どうせならたくさんの戸数をつくった方がお得!だと。やっと謎が解けました。(あースッキリ)
空気の利権も売買
1915年に40階建の煉瓦造りのビルが建てられた時、Lower Eastsideのそのあたりは空気や日光が遮られ、おまけに歩行者用の歩道も狭く、入り組み、ある種の「パニック」に陥ったのです。
それにより、翌年、市は1916年のゾーニング決議を採択し、建物の固まりを規制し、より多くの光と空気が歩道や道路に通るべき、決まりを取り入れました。 このコードは、「スカイエクスポージャープレーン」の概念を導入しています。
空気さえ販売されている都市、マンハッタン、ますます富が集中しているため、新しい種類の針(ペンシル)のようなビルが続々と建築されています。
利用可能な空中権はすでに売り切れ?
空中権でさえ、途方もない金額で取引されているニューヨーク。
その利権でさえすでに、売り切れですが、それでも続々と建設中の「超高級レジデンスビル」!
その買主全てが、金融関連の富豪たち。資産10兆円以上、個人で持っている。
そこにアメリカの闇を見るのは私だけではないでしょう。
このアメリカの富について、またじっくり話していきます。実際に、生の声で金融関連の富豪と話す機会もあったもので。
See you next time!