2回に渡って国際恋愛について記事を書きました。
ありがたいことに、大変評判が良かったので、私の経験談を元に今日も
米国における50歳からの恋愛事情を皆さんとシェアします。
過去記事はこちらから
50歳はまだまだ青春
年は関係ない
これね、本当なのですよ!
まず、米国では基本的に年齢の話はしません。
仕事を探す際のレジメ(履歴書)にも年齢を記入する欄、生年月日ですら、その
箇所はありません。
年齢によって採用の不可を決めるのは違法でもあります。
同様に人種、性、によっても違法です。
そして、欧米では紳士のマナーの一つとして、
”女性に年齢を訊かない”
というのがあります。
だから米国で誰も年の話をしません。年齢不詳の人もいて、”この人若く見えるけど
60歳は超えてるよね〜”などど、心で思っても、決して年齢について話すことはないのです。
だから、アジア人女性がモテる理由の一つとして
年齢よりかなり若く見える
これ、大きいです。見た目大事な米国です。
次にこちら ↓
米国の離婚率
米国では何と6割のカップルが離婚しているのです。
先ほど調べたのですが、何と日本でもこんな結果が
日本の離婚率は約35%前後になっており、平成27年度の厚生労働省の調査によると離婚件数は22万件にものぼります。 婚姻件数は63万件あるそうですが、せっかく結婚した夫婦が1年間に離婚する数も驚くほど多いのが事実です。2018/06/13
世界主要各国における人口1000人あたりの年間離婚件数から算出した「普通離婚率」は、日本は1.9%となっており、先進国であるアメリカの2.8%、 カナダの2.1%、イギリスの2.1%などと比べてもそれほど高くありません。
日本もいつのまにか、離婚大国仲間入り予備軍になっていました。
しかし、アメリカの方が以前その数字は高く、離婚の敷居が低い、我慢して気の合わない配偶者といるより、もう一度自分の人生を生きてみたい、そんな理由で離婚に踏み切るカップルが多いのです。
人生の第二ラウンドこそ最高
一度は結婚し、子育て、責任が終わった世代。
日本でも卒婚という言葉も見かけますが、こちら米国では昔からあった考え方の一つ。
一度しかない人生、今一度、本当に気のあったパートナーとやり直してみたい。
様々な理由で離婚に踏み切るケースが多いのです。
または、結婚してなくても、キャリアに邁進し、やっと周りを見渡せる余裕がで始めた
中年以降の世代。
みんな、人生第2ラウンド登場に、ワクワクしています。
私も離婚後も米国に残ったのが、幸いしたようです!
だって、
人生最高のモテ期到来 !
来ました。
な〜るほど、この国では、
”みんな離婚して第2ラウンド突入世代がゴマンといる”
20代の恋愛事情と変わらないじゃん!
おまけに、気の強い、思ったことは言葉にだす、直球思考の私、日本では煙たがられる、この性格が
異常にウケる。
そして、
日本人女性はモテる。
これについては、別記事書く予定ですので、お待ちくださいね。
とにかく、もうびっくりでしたよ。
米国版デート体験談その1
これは、もう、一冊本が書けるほどの濃い内容がある、私です。
日本では考えられない、体験もしました。
その中の一つ、今日はシェアしますね〜。まあ程度でいうと、レベル2級(1〜10)ですので、至ってマイナーな体験談です。
ボブさんという方です。
最初に、アメリカ男性はとっても紳士です。ドアはもちろん、女性が着席する際は
必ず椅子も引いてくれる。女性より先に座らない。食事が来ても女性が
口をつけるのを待って、自分も食事を始める、などなど、もう、私は
プリンセス
そんな気分を味わわせて頂きました。(ています、という現在形の方が正しいです)
ボブさんの話に戻ります。
ビルのカフェテリアで、ランチ中にチラチラ見ているのを知っていましたが、軽く笑顔を見せてそれ以上は踏み込まず、私の好みの”英国紳士”風な佇まい、お上品で、頭もキレそう、白髪も最高に素敵、内心ドキッとしていました。
そんなこんなでランチ休憩時、軽く笑顔で会釈、そんな数日でしたが、ある日、私が席を立った際、彼も席を立つじゃありませんか!
え?
と思ったのもつかの間、彼がついに話しかけて来ました。
いつもここでランチ取っているの?
このビルで勤務されているのですか?
声も穏やかでいい感じ!
もともと、おしゃべり大好きな私なので、そこからはお互いの仕事について、最後は出身地や家族のことも話して、盛り上がっていたほど。
10分くらい談笑して、ついに、
明日予定が空いているなら、仕事明けにワインでも一杯いかがですか?
快諾!
名前も発音しやすい”ボブ”。
いい感じ!だと浮かれていました。
時に、信じられないくらい、難しい、ややこしい発音の長〜い名前の人いますからね。
”ブレンマイヤージュニア”
とか。
名前がややこしい人はアウトだと決めていたほどです!
さて、そのワインデート。
仕事の後、マンハッタンはミッドタウン東側のカジュアルなワインバーで、話も弾み、とっても楽しい時間を美味しいワインと共に過ごしていました。
そろそろ帰りましょう、とそんな感じの時でした。
突然、背後から、
”ボブ!偶然だね〜。君もここの来てたのか!元気かい?
春の一緒に出かけたイベント旅行以来だよね!”
どうやら、ボブさんの友人がたまたまバーに来ていたらしい。
いきなり振りかえっても、と、話がひと段落するのを待って背中を向けたままでした。
その春に一緒に出かけた旅行の話が盛り上がってい来ましたが、ボブさん、そこは紳士なので、友人との話を遮り、
”こちらはワカコさん。同じビルで働いていて、話が盛り上がってワインにお誘いしたんだ。ワカコ、こちらは僕の大親友のブライアン。”
満を期して、にっこり笑顔でご挨拶にと、立ち上がって、振り返ったら、、、、
”モヒカンカット風。体重250キロは軽くあろうかという、レザーベストを羽織った、首から刺青も除いている、いわゆる荒くれ者映画に出てくるような、
”ハレーDavidson”(超でかい、爆音を鳴らして走るバイク)に乗せて中西部を群れをなして走る、そんな構図がぴったりの、衝撃のいでたちの初老米国男性”
が立っていたのです!!!! (こんな感じです)
え?こちらがボブさんの大親友で、、、す、、、、か?
と言いそうになったのを、グッとこらえて、
ひきつり笑顔で
”Nice to meet you Brian!"
そんな動揺している私の内心なんか、絶対に、読めないであろう、風貌の彼、
人は外見ではない、と反論来そうですが、あえて言わせてください。
人は外見です。
ブライアンさん、案の定、もう満面の笑顔で、
”ボブは最高の男だよ。僕のたくさんいる友達の中でも彼ほど良い奴もいない!
一緒にいろんなところに旅行に行ったり、休日もつるんでいて、よく知っているのだから、僕が保証してあげる。
ボブは最高だよ!”
ブライアンが言えばいうほど、ドン引きしている私。
なぜに、あなたは60歳前後(予測)で、その出で立ち?
ここはマンハッタンはミッドタウン。それも平日の20時。
どんな格好してもいいけど、全身Tatoo入ってるだろ(予測)、どんな人生背景なの?何をどこでやって生きて来たの?
ボブとどこで知り合って、どうやって、大親友になったの?
私の興味は突如、ブライアンに変わった瞬間でした!
聞けば聞くほど、私とボブさんは、合わないだろうこと、確信に変わって行きました。
長くなり始めたので、結論です。
類は類を呼ぶ
人生50年も生きて来たので、それくらい分かります。
ボブさんからの次のデートのお誘いは、丁重にお断りしました。
理由は告げなかったのですが、まあ、その辺は適当に。大人のたしなみですね。
まだまだ、てんこ盛りの体験談ありです。
ここで反応が良いようだったら、シェアしていきますね!