3月22日夜8時にニューヨーク封鎖されてすでに4日目。
マンハッタンが閑散。日頃、クラクションと消防車・救急車のサイレンが一日中鳴り止まない
あの喧騒が、まるで狐につままれたのごとく一瞬で消え去った。
街が、時間が、そして音さえも、全てが、止まったニューヨーク。
#NewYorkTough from times Square
— Brooklyn Ace Gaming (@BrooklynAce18) March 23, 2020
Yea we going thru alot, the streets are empty from this Virus but When this is all over, we gonna party like it's no other, we from New York, Let's get it back from coronavirus pic.twitter.com/G4gjC2MVuH
普通は想像を絶する人混みで、まっすぐ歩けないタイムズスクエアもこのように。
そして、思いは日本へ。
過去記事でオリンピック延期正式発表後は、東京の感染者増加を晴れて公表できる環境が整うはず。
それに伴い、首都封鎖が現実味を帯びてきた、という嬉しくもない予測を立てました。
東京コロナ感染者が倍々ゲーム
やはり出してきましたね。
日を追って倍々ゲームのような数。
3月22日 16人
3月23日 17人
3月24日 40人以上
すでにカウントもしていない。
東京都の小池百合子知事が午後8時からの記者会見で、今週末に不要不急の外出を控えるよう要請することが、都関係者への取材で分かった。
共同通信より
今までオリンピックを開催させるためにコロナ検査を行わさせず、出なかったナンバー。
心境は複雑です。私の74歳の親でさえ、まるで収束したのごとく日常生活を送っていました。
そして、神奈川県の黒岩知事の声明はこちら。
首都だけでなく近隣との連携も重要です。
新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、黒岩祐治・神奈川県知事は24日、東京都の小池百合子知事がロックダウン(都市封鎖)に言及したことについて、「海外では行われており、理解はできる」と説明。その上で「東京都単独の首都封鎖はあり得ない。都と連携しながら同じ問題意識を持って立ち向かうことが必要だ」と述べた。
ビジネスインサイダーより
東京首都封鎖が起こった場合
感染が広がってからでは、遅いのです。
ニューヨークの二の舞は是が非でも避けてもらいたい。
個人個人が危機意識を持たなければ、感染者増加、首都封鎖、は免れない。
そして、もしも、封鎖されるとしたら、それは突然です。
ニューヨークでは22日の夜、夕食が終わった頃に、緊急非常事態発令「NY封鎖」。
その2日前。忘れもしない3月20日のNY知事の”予言”会見。
ニューヨーク州の感染者数激増について、アンドリュー・クオモ知事は20日の記者会見で、このように述べた。
「我々はアメリカのどの州より、そして中国や韓国より、積極的にウイルス検査を増やしている。検査数を増やせば増やすほど感染者数が増えるのは当たり前の結果だ」
「感染がわかれば、自己隔離をすることになる。これは他の人、特にお年寄りや持病のある人への感染を防ぐため、良いニュースなのだ」
近々、ロックダウン来るな、と背筋がヒヤリとする感覚、今でも覚えています。
備蓄のススメ
レストラン、企業、ありとあらゆるビジネス、クリーニング屋さん、美容院に至るまで、
全てが強制終了、停止させられます。
生活に必要な食料品店、病院、それだけが開店中。
それ以外は、問答無用の強制終了、シャットダウンです。
マンハッタンに至っては、食料品が売っているスーパーも店内に入れるのは10人のみ。
店内もいたるところに、人の接近をさせないために、床に黄色のテープが2メートル間隔に貼られています。
入り口では、入店人数を数える人が立っています。
レジに並ぶ際も2メートル間隔。床にはテープで立ち位置も示されています。
左の写真、プラスチックコンテナが山積みされているのは、レジ前です。
レジの従業員を感染から守るため、清算時に客が近付きし過ぎないよう、一定の距離を置くためコンテナの壁を作っています。
New York pharmacy navigation. Tape for 6 feet distance, storage bins to create distance at check out, free hand wipes at the door. If you live in New York, you master crisis prep. For real. #NewYorkTough #coronavirus pic.twitter.com/GNN6dDxrdg
— Rebecca Bond (@RebeccaBond007) March 25, 2020
これが、そのスーパーが出ていく人の買い物カート。
買い占めなのか、備蓄なのか、その定義が難しいところです。
Some states in the U.S. are now classifying grocery store workers as emergency personnel in response to the coronavirus outbreak as they try to keep shelves stocked and serve the daily lines of customers https://t.co/0gozq04nWN pic.twitter.com/MwWgW0V3tK
— The New York Times (@nytimes) March 19, 2020
下はマンハッタン外れのコストコから。
このように入店規制がなされています。
2メートル間隔に並ばされ、店内の人数制限があるために一人出たら、一人入店。
ショッピングカートもアルコール消毒されたものを入店時に一台ずつ手渡しされます。
だから、外には長蛇の列。
私は開店と同時に到着したものの、入店まで30分待ちました。
トイレットペーパーはもちろん売り切れていました。
私はコーヒー豆、冷凍のサーモンやハンバーガーのパテ、野菜、チーズ、パンなど2週間分の食料を買いました。
日本政府がどのような対応をとっていくのか不明ですが、とりあえず2週間分の備蓄を
オススメします。
ロックダウン宣言が出されたらもう遅いのです。人々が殺到し、そこで、また感染爆発を巻き起こすから。大切な命、他人様を守るためにも、そして家族や愛する人のためにも、備蓄を進めます。
慌てて皆が殺到し、益々の感染の危機に晒されないように。
何もなければ、しばらくそれらを食べていけば決して家計の無駄にはならないはずです。
自己隔離のススメ
何かと政策がいつも後ろ手、後ろ手、なぜか異常に決断が遅い日本の政治。
政府を信用して大丈夫、そんな気持ちは日本国民には薄れてきているはずです。
だから敢えてオススメしたいのです。
自ら自己隔離をしてこれ以上の感染を避けてほしい。
それは他人のためでもあるし、自分の家族、そして日本国のためにも。
首都封鎖で経済が止まってしまう、今の日本にはそんな致命傷を負って、その後、巻き返すことは極めて困難なのではないでしょうか?
自己隔離中に便利なアイテム
私は思い切ってキンドル専用のタブレット買いました。
危機は最大のチャンスでもある。
いつも時間に追われ、ゆっくり読書もできなかった。スマホにキンドルアプリは入れてあるものの、まず小さい。
それと、スマホ=日常の時間。
じっくり本を読む、そんなモードに入り込めないと感じていました。
本を読むことによってたくさんのことを感じ、学べる。知らない世界を見れる。
こんな時間を一生でいつ持てるのかと考えた場合、この危機を自己を磨くためのチャンスに変えたいと感じます。
まとめ
突如、現れたコロナウイルスは間違いなく人類の悲劇です。
こんなに全世界、地球上全てに蔓延したある意味、奇病。
世界でたくさんの大切な命も失い、地球に襲った危機。未だ解決の道も見えていません。
でも、私たちはそこから何かを学ぶべき、そんな「罰」を宇宙から受けているのかもしれないと、私個人は感じています。
- 地球温暖化
- 環境汚染
- 水質低下
今、世界中の富める人も貧しい人も、強制リセットさせられています。
しかし、そのおかげで、上の3点だけでも、大幅に改善されています。
中国に青空が見られるようになりました。
ベネチア運河の水質が大幅に上がりました。実は青い水だったとは今日まで知りませんでした。
世界の国々が行き来を絶った、いわゆる
鎖国状態にせざるを得ない、
飛行機も飛ばない=二酸化炭素排出がなくなった=地球温暖化抑制
そしてここマンハッタンでも空気が澄んできたのが生活していても感じられます。
家に中の埃がグンと減っています。
様々な本を読んでいますが、世界の歴史を学ぶこと、そしてこの地球の、宇宙の歴史を学ぶことによって、なんだか、もっと大きな枠組みを感じられる日々に私個人は変化しています。
自宅待機でいきなり無収入になり、最初は不安で、そして悲観して辛い日々を送っていました。
しかし、陽はまた昇る。
止まない雨はない。
そう思える力も内から湧いて来ました。
そして、ここから学べる何かがあるはず、そう思えるようになりました。
今まで、驕っていた自分の欠点も見えてきました。
超高速で生きていた日常で、全く考えもしなかったことにも直面させられました。
今は「地球に全宇宙に感謝する」そんな不思議な愛、と言いますか、私に関わる全てのものや人に感謝したい、「抱きしめてあげたい」、そんな感情が溢れてきています。
昨日は珍しく日本の親にも電話をして、ありがとう、と伝えました。
生かし、生かされている、そんな命のありがたさを感じています。
こんなブログを読んでくださる皆様にも心から感謝を伝えたいです。
ここで、繋がれている、この気持ちが私の日々の励みでもあります。
だから、伝えたい。
このページを訪れて下さって、皆さまの貴重な時間を割いて最後まで読んで下さって、
本当に、本当にありがとうございます。